【これからリフォームを考えている方必見!】高価な材料を使わなくてもおしゃれに魅せるテクニック

どうせ住むならおしゃれな家に住みたい、せっかくリフォームするからにはすごくおしゃれな空間にしたい、みなさんそんな風に思いますよね?

でも、おしゃれな部屋にするにはものすごくお金もかかるんでしょ?そんな風に思われる方も多いと思います。

もちろん高価な材料を使えば、その分カッコよくて素敵に見えますね。でもおしゃれに見せるにはそこだけじゃないんです。

比較的”高価ではない”材料を使っても、おしゃれに魅せるテクニックがあります。逆に、高価な材料を使っても、最大限に魅力を引き出せない場合もあるので、注意が必要です。

今回は「おしゃれに魅せるテクニック」をまとめています。

これからリフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

統一感のあるお家

内装において、どうしたらおしゃれに見えるかは、ズバリ「統一感があるかないか」です。

これだけ聞くと、漠然としすぎててわからない方も多いと思います。でもすごく重要なことなので、念頭に置いて記事を読んでみてください。

統一感とは何か

まず「統一感」とはどう言うことでしょう。

この解釈は業者さんやその人それぞれですが、私としては、内装における統一感とは「コンセプトが明確であるか」によって決まるものと思っています。

店舗さんなどだとそれが顕著なのですが、大衆居酒屋の雰囲気ってありますよね?そう言った雰囲気のお店なのにも関わらず、コップだけは物凄く高そうな高級な品を使っている等、「?」となるようなパターンってありますよね?

逆もまた然りです。高級そうな内装をしているのに、ソファはボロボロで安物であったり、等。極端な例を言えば、このようなものが「統一感のない内装」になります。

西海岸をイメージしたお家です、と謳っているのに、コンクリート打ちっ放しの内壁にはしないですよね?

そう言った「コンセプトが明確になっているか」と言うところが、統一感のあるお家の一つの指標と言えるでしょう。

・コンセプトが明確になっているか

統一感を出すために必要なこととは?

統一感を出すために、「コンセプトを明確にする」ことが大事と書きましたが、具体的にはどのようにしてコンセプトを決めていけば良いのでしょうか?

ここではコンセプトの決め方を少しまとめてみます。

どうやってコンセプトを決めるの?

統一感は「コンセプトが明確であるか」に依存することがわかっていただけたかと思います。

次に、「コンセプトが明確である」状態にはどうやって持っていくかになりますね。

ズバリ、自分の最も好みな内装の写真を1枚だけ保存しておきましょう。

2枚でも3枚でもなく1枚だけです。

まず、皆さんおしゃれな空間にリフォームを考えたときに、ほとんどの方はどのような部屋にしたいかをネットで調べたりされると思います。

その中で、「この部屋がカッコイイ!」、「この部屋もおしゃれだ!」、「こんな部屋も使い勝手が良さそう!」と思う良いイメージを持つ画像や施工例などが沢山出てくることでしょう。

ここにまず危険な落とし穴がありますので注意しましょう。

おしゃれやカッコイイと思った写真のものを全て実現することはまず不可能です。

不可能というより、それら全てを取り入れた部屋を作ることが「統一感のないお家」になってしまう第一歩になります。

写真や動画を見て、イメージを膨らませるところまではもちろん良いのですが、実際に落ち着いてからよく考えてみる癖をつけましょう。

画像を携帯に保存しておいて、常に理想の一枚はどれかを選ぶ癖をつけていきましょう。

最終的に残っている1枚が、まず「理想のコンセプトのお家」となるわけです。

大体ネットに上がっているおしゃれに見える写真は、デザイナーや設計が入って、作り込んである部屋であることが多いです。そう言った写真であれば、自然と「コンセプトが明確である」可能性が非常に高いのです。

まずはその1枚の写真を元に、業者さんと打ち合わせなり、相談してみるのが最も良いでしょう。

落ち着いて考えてみてください。

新しいコンセプトで部屋を自分でおしゃれに作る!と言う気概はもちろん良いのですが、
建築に精通しているデザイナーさんですら難しい領域のお話なのです。

餅は餅屋、とよく言いますが、そう言ったところはプロの力を借りることで、「統一感のあるお家≒おしゃれなお家」に近づいていくことができます。

・理想の内装の写真を1枚だけ選ぶ

二極化させていく

写真を選ぶと言っても、なかなか判断がつかなくて難しい!

そんな方は、まず自分の思い描く理想の空間をイメージしながらあらゆる側面から二極化させて行ってみましょう。

例えば、下記のように極端に分けて、どちらがイメージに近いのかをみると良いです。

「明るい部屋」と「暗い部屋」

「木がある部屋」か「石っぽい部屋」

「寒色系の部屋」か「暖色系の部屋」

「カラフルな部屋」か「モノトーンな部屋」

など。

二極化させる項目は多ければ多いほどイメージに近いものを選びやすくなっていくと思います。

ここから始めてみて、項目が当てはまっているところが多いほど理想の空間に近いコンセプトになっていきます。

コンセプトを明確にしていく

先の段階で写真を1枚選んだか、二極化できている状態ですね。

ここからさらにそのイメージを明確にしていく段階になります。

この段階になってくると、なかなかお一人で考えていくのは難しくなってくるでしょう。

1枚だけ持っている写真をずっと見ていても、なぜおしゃれに見えるのか、なぜ魅力的に感じるのかの理由が明確にならないことでしょう。

そこで、リフォーム業者さんやデザイナーさん、設計士さんの出番になります。

一度見積もりまで行かなくとも、相談だけでも良いので、連絡をとってみると良いでしょう。

数多く現場をこなしている方たちだと、写真を見てどんな材料を使ってどのように表現をしているのかが、建築の目線で見ていけるので、どのようなコンセプトのもとその部屋が造られているのかがすぐにわかる場合が多いです。

第三者と話すことで、理想としているコンセプトを明確にしていくことができます。

「木の暖かい雰囲気が良いなぁ」と思っていたのが、専門の人と話すことで、「木の節もあえて活かして、電球色の照明を使うことで、暖かみを演出する空間が良いなぁ」に明確になってくるわけです。

ただ一口に木の暖かみと言っても、古民家風のものなのか、バンガロー風のものなのか、西海岸風のものなのか、とても様々です。

それを明確にしてもらう、といった段階ですね。

・プロに相談して材料や演出から、コンセプトを明確にしてもらう

ここまでいくと好みのコンセプトが明確になっている状態ですね。この状態で打ち合わせに入れると様々なことがスムーズに決まっていくことでしょう。

コンセプトが明確になっていないとどうなるの?

ここまで統一感を出すために「コンセプトを明確にするべき」とお話ししてきましたが、実際にコンセプトが決まらないまま仕上げて、「統一感のないお家」になるとどうなってしまうのでしょうか?

一概に100%失敗するとも言えませんが、勿体無い空間になってしまう場合が多いです。

高価な材料を使っていても、「なんかズレてるんだよなぁ」そんな風に思われてしまう原因になります。

安いTシャツを着ているのに超高級なネクタイを着けている、そんなようなイメージですね。

極端な例を言えば、

壁にはギラギラした高級な大理石を張り込んでモダンなイメージ。床には高級な無垢材を使ったフローリングを張り込む。天井は子供が好きそうな青空をイメージした壁紙を貼る・・・

なかなかそんなこと出来ませんよね。

材料は全て高価なもののはずなのに、「イタイ空間」になってしまうわけです。

ここまで極端ではなくとも、コンセプトがずれていると、微妙なバランスの悪さは感じてしまいます。

建築に携わっていない人の方がむしろ敏感に「バランスの悪さ」は感じてしまうものです。

なので、そうならないためにも、「コンセプトを明確にして統一感を出す」と言うのが重要になってきます。

・コンセプトを明確にすることで、部屋全体、家全体のバランスを取る

実際に使う仕上げ材を選ぶ

コンセプトも明確になってきたら、次に実際に使用する材料を選んでいく段階ですね。

これは業者さんに相談していると、様々なものを提案してもらえると思うのですが、ここで注意が必要なのが、予算に合わせた材料を選んでいくことです。

プロの業者さんであればあるほど、コンセプトが明確になっている状態で材料を提案するとなると、どうしても「写真に最も近い材料=高価なもの」を提案してしまう場合がほとんどです。

予算は気にせず、とにかく理想を追い求めたい!と言う場合であればそれでも良いかもしれませんが、予算も気にしつつコンセプトを崩したくない、と言う場合は、少しグレードの低い材料を検討してみると良いでしょう。

写真と同じような木目のパネル材仕上げで100万円

と言われたものが、

柄が近い木目のクロス仕上げで30万円

なんてことが平気で起こり得ます。予算が決まっている場合は、先に予算を伝えてしまうのも良いし、一度提案を受けた上で、「グレードを下げても良いので、雰囲気が近くてもう少し安い材料はないですか?」とストレートにお話ししてみると良いでしょう。

最近の材料はとても精巧に作られているものがほとんどなので、グレードを下げても一定の品質やコンセプトはキープできる場合が多いです。

グレードを下げるというと、悪いイメージを持ってしまうかもしれませんが、より安価なもので、コンセプトをクリアできる、と考えれば十分な場合がほとんどです。

実際にサンプルを見て比べてみると言うのも一つですね。

・予算が決まっている場合はストレートに伝えておく
・グレードを下げた提案を聞く

・サンプルを用意してもらい確認する

まとめ

いかがでしたでしょうか?

おしゃれな魅せ方として、「統一感のあるお家≒コンセプトが明確にする」をお話しさせていただきました。

こちらは大規模なリフォームでなくとも、一部屋だけの壁紙張り替えや、DIYで自分でやってみる、と言ったときにでも活きてくる考え方になります。

部分的なリフォームであれば、工事をしない範囲の、既存の空間に合わせた仕上げにすることで、チグハグな印象を与えずに統一することもできますね。

これからDIYを考えている人も、リフォームを考えている人も、住宅の購入を考えている人もぜひ一度参考にしてみてください。


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